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異国日記、最終巻を読み終える。一つの物語を終える。複数のキャラクターが終わる。終わりがある物語を美しく感じる。例外ももちろんあるけれども、漫画より小説や映画の方がきちんと終わりが設定されがちな形式であるという点に関しては優れているように感じているのかもしれない。
丁寧に塗り重ねようとしていた幻想が一枚ずつ剥がれていく。下地にすこしその欠片を残しながら。今、生身の人間を愛せるのだろうか。自信を持って肯定できるほど強くない。
芸術抜きの現実/日常の中であっても小説は存在し得ることを認知する。正気を保たないための技法。
原稿をすこし進める。原稿を書いているときは何も考えなくて済むからすこし気が紛れる。
朝から電車で8 1/2を観直す。最高だ。
ロマンス宣言/カネコアヤノを聴く。
最近、昼に一度は必ずしかたなく踊る/星野源を聴く。
牛肉と茄子とオクラと豆苗を炒めて、バルサミコのソース(バルサミコ、醤油、蜂蜜)を和える。
プチ整理をしている。部屋が綺麗になると心が落ち着く。