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愛について書かれている小説を読みたくなった。
読み終えていないコレラの時代の愛、読み終えた存在の耐えられない軽さ。
村上春樹の長編小説の多くは愛について語っているけれども、愛が主題であると同時に愛が主題ではないように思える。
3時間かけて好きな音楽を流しながらゆっくりと掃除と洗濯をする。数年前までは掃除のことがかなり嫌いだったのに、今となっては好きとまでは言わなくても好ましくないわけでもない程度に思っているのは不思議だ。加齢。でも、きちんと手を加えた分綺麗になるという点は本当に素敵だ。
久々にスタバのフラペチーノを飲む。覚えている限り飲みたくなるスタバのフラペチーノのフレーバーはいちごとさつまいもしかないから、年に2回くらいだろうか。カロリーの味がする。うますぎて15分で飲み干す。
牛タンのブロックを買って食べ続けたことを思い出した。どれだけ好きでも、牛タンだけでお腹を満たそうとするのは違うかもしれないという結論だった。
空のグラスだと思っていたら、赤ワインが1滴残っていた。飲むと時間経過でタンニンの感じが前面に出ていた。1滴ならば嫌いではない。