2023-12-13 12/12 12/12=1 インスタレーションという形式が他の形式と異なる点はコミュニケーションの形式を借りている点だろうか、ということを5年前の自分は考えていたんだろうな、ということに思い至った。 小説を含む創作物の存在理由は鑑賞者の"今ここ"から退避する、少なくとも身を捩るための場所になることにあるのかな。正気でいるのが辛い時酒を飲む代わりのものなのかな。 知っていたけど、小川哲は本当に小説がうまい。 ありふれた話の面白さに含まれるありふれなさ。