好きな人の好きなところ

その人と初めて話したとき、その人のことを好きになる予感はしていた。

それからおよそ半年経って、そのときの自分でも想像できないほど好きになっていた。

その半年間に、その人がきっかけで付き合っていた人と別れたり、個人的に苦しいことがあったり、いろいろしんどかったように思う。とは言え、そのことももう三ヶ月以上前なので、ほぼ覚えていないのだが。見栄を張った、覚えている。

今回好きな人の好きなところをこうして書こうと思ったのは、経験上好きな人の好きなところは好きでいられるときに書かなければ解像度が落ちてしまう気がしたからだ。来週告白をする。たぶん。

この人と付き合えなかったら、どうなるんだろうな。そう考えると気持ちが暗くなる。だから、普段は考えないようにしている。毎日電話する習慣が失われたら生きにくくなりそう。まぁ、そんなこと知らないけど。

正直、すこし告白したくない。でも、きっと今告白して振られたなら、それはn年後に告白しても変わらなさそうだからしようと思う。もしn年後に告白したらうまくいったなら、そのときの自分、ごめん。でも、そんなこと知らない。

内面に惹かれるというのは、とても恐ろしい。本当に恐ろしい。

私は「どうでもいい話なんだけど、」と言ってから本当にどうでもいい話をするのだけれども、そのどうでもいい話をどうでもいいなぁって思われながら楽しそうに聞いてもらってるのが好き。

その人に告白をしてうまくいかなかったときにきっと連絡を取らなくなるようになるところも好き。

その人に最近学んだことを話して楽しそうに聞いてもらえるのが好き。でも、どうして楽しんで聞いてくれるのかが不思議で聞いてみたけど、どうしてみんなそうじゃないの?って逆に聞き返されて、みんなこういう人だったらいいのにな、と思いつつ、まぁ一人でもいるならそれでもいいかなと思った。

その人に弱いところを見せられるところも好き。未だに自分の弱いところはあまり好きにはならない。

時折寂しそうな感じが滲み出ていたのも好き。でも、今はもうそこまで寂しそうな感じが以前ほど滲み出てなくて、それにすこしでも貢献できてたなら嬉しいなと思う。と同時に付き合わなかったら、すこし苦しんでほしいと思う我儘な自分でごめんなさい。

関わる人に優しいところも好き。きつい人が好きなのかなって自分自身では思ってたけど、親の好きなところと同じところをやっぱり好きになるのだなと思った。

時々意地悪なところも好き。私もどうやら同じくらい意地悪なことをしてると指摘されて笑ってしまった。

好きなことを好きだと言えるところが好き。素直に尊敬しています。

好きってこの文章だけで何回打っているのだろう。

そんなこと知らない。

そもそも好きってどういうことだろう。

そんなこと知らない。

再来週どうなっているだろう。

そんなこと知らない。

来週うまくいってますように。

きっとこれが......