普通のことを普通に書く日記

日記とその他を書いています。

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イレギュラーな生活からレギュラーな生活へと引き戻そうとするとき、その移行という作業そのもので疲れてしまう。

ままならない生活。

 

布団の中から蜂起せよを読み終えた。
著者と共有していることもあれば共有しないこともあり、それでもお互いある程度共通する目標に向かってやっていこうと思えるような、そうでもないような。主張がラティガル過ぎるように感じるものの、そのラディカルさを擁護するための補助線も引かれている。ただ、補助線を辿るべきではあるものの、そこまでしてから反論のようなものを立ち上げるべきかで悩んでしまう。また、もし著者が著者のような属性を持っていなくても、このように至ったのだろうか、とどうしても想像してしまう。あと、著者の主張が誤っているとは思わないものの、やっぱり基本的には資本主義その他この社会にインストールされているものにある程度沿って生きる自分と食い違う部分があって、しんどい部分があった。著者はこのようなしんどさをどのように引き受けるのだろうか、あるいは拒絶するのだろうか。そのいずれでもないかもしれない。あと、全てがアナーキーさに包摂されるような感覚がして、すこし調子が悪くなった。

布団の中ではいられないという自意識があるからかもしれない。その自意識が社会的に形成されたものだと分かっていて、そこからある程度距離を取るべきだと分かっていても、アナーキーではない仕方で距離を取りたいと思う。